はっぴーでいたい

演劇と推し活、おまけで日常的なことを書いてます。

滑舌を鍛える秘策 〜噛むと辛い、地味なストレス解消!〜

自分の名前も満足に言えなかった、あみこみです!

 

演劇界の端っこで役者をやっています。

今でこそ、滑舌を注意されない程度まで鍛えましたが、養成所に入った当初は自分の名前が言えてなかったそうです。

 

え、名前言えてなかったの?

 

誰だと思われてたんだろう…。

 

今では名前もスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス も 竹垣に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから、竹立てかけたのだ も言えるよ!

 

さくっと方法を伝授致しまする…。

 

【知って得する前置き】

 

◎滑舌(活舌)の定義とは?

・滑らかに舌が動く

・セリフや台本をなめらかに発声すること

 

へー。

 

おそらく、求められているのはこう言うのじゃなくて

 

・日常生活で聞き返されることが多くて不便!

・言いたい事が伝わらずめんどくさい!

 

少しでも手間を減らして、いかにストレスなく日々を過ごすかだと思うのでグーンとハードルを下げていただいてレッツトライ!

 

◎声の出る仕組み

 

生まれた時から声出るわい!今さらか!

というツッコミを乗り越え、体の仕組みから。

 

①肺で息を送り

②声帯で音の高低の調整

③口の形、舌の置き所、鼻に抜ける息の量などなどの力を借りて→声になった!

 

私結構仕事してるじゃん?って思いません?

 

この仕組みを知った時、ずいぶん器用な事してんなー。通りで生きてるだけでエネルギー使うはずだわと思いました。

 

まあ、リコーダーと同じ仕組みなんですけどね。

 

リコーダーは『押さえた穴の位置』で音が変わる。

人間も同じで『舌の位置と口の形』で出る音が変わります。

 

口の形がリコーダーの穴の役目。

 

穴を上手く塞げてないと違う音が出てリコーダーのテストが再テストになったことありません?私は何度もあった…。

 

母音である『あいうえお』さえマスターできれば勝ったも同然。

 

あとは応用でなんとかなるので、たまたまやる気が出た時に噛みやすい『さ行、ま行、ら行、や行』の舌や唇の使い方を意識すりゃもう完璧!

噛み倒してる神がかってるなんて言わせない!

 

【実践編】

 

★用意するもの

・鏡

・人に見られても恥ずかしくない心

 

※鏡を睨みつけて唇の形と舌の位置を確認して下さい。

 

★ポイント

喋る時、下顎を動かしがち。

しかーし!上顎を動かすのです。

音は上に発声した方が大人っぽく聞こえるし、響きが出るので大きな声を出さずに済む(楽したい)下顎を頑張って動かすと疲れて喋るのが嫌になるよ。(経験済み)

 

『あ』…口は人差し指が入るほどの大きさに。舌は前歯の裏、歯に着かないところに設置。

 

『い』…口角を横に引っ張る意識をすると音が潰れて え?何て?? って聞き返される確率が上がりイラッとするので、少し斜め上に引くイメージ。一生懸命引かずに頑張らなくても済む範囲で。

 

『う』…唇を少し突き出し、舌は上顎付近。(上顎、前歯につける必要はなし)

 

『え』…口の形「あ」と一緒じゃん!と悪態をよくついてましたが、違います。

舌は下の前歯裏に軽く触れさせる。

口は「あ」の形で少し上斜めに口角を上げる。

 

『お』…上顎を持ち上げ、口を縦開きに。

でも、頑張って開ける必要はない。

人差し指が入るか入らないぐらいでOK

 

如何であろうか?

これで母音が「あ」で連なってる連母音の名前もスラスラ言える!

 

『赤坂出身のタカヤマ アラタです』

 

赤坂出身ってわざわざ言われるとイラッとする事が分かった。

 

気づいた時に練習してみてくださいー!

早い人で1ヶ月もあれば自分のものにできます。

遅くても半年もあればベラベラベロンベロン話せるようになります。

 

もっとストイックに極めるぜ。ドンと来い!

という方は単純に舌と口周りの筋力を鍛えてしまうのも早道なのでオススメです。