はっぴーでいたい

演劇と推し活、おまけで日常的なことを書いてます。

『姿勢を正す』『まっすぐ立つ』を単純に考えよう?

まっすぐ立つって難しくないですか?

 

タイトルと違うこと言ってるじゃねぇか!おい!と思った方。

待って欲しい。待ってください。もう少し!!すぐに終わるから!ちょっとだから!!痛くないからー!

 

導入はさて置き姿勢を正して!とか、背中曲がってるよ!と芝居の時によくダメ出し(演出家からの要望)&先輩からの指導を受けていた。

 

なんだったら過去の芝居で毎日四方八方から姿勢のことしか言われない芝居があり、一種の恐慌状態に陥る。(洗脳ってこうやってやるのね…)

 

恐慌状態から立ち直り、早4年。

私も多少は図太くなりました。

 

みんなの言う『姿勢』のアドバイスは十人十色。みんなバラバラ。心の中で何度 うるせぇ!バルス!! と唱えた事だろう…

 

求めている結果は同じなのにそこに辿り着くまでのルートがそれぞれ違う事が分かるまで時間がかかり申した。

 

どんなルートがあるのか、色々な人から受けたアドバイスをまとめてご紹介!

 

うるせぇ!という思いをする人が一人でも減り、翻訳コンニャク的な役割ができれば幸いだ。

 

【よい姿勢とは何ぞや?】

  • よい姿勢とは…

耳、肩、骨盤が一直線であること。(ざっくり)

 

【姿勢のチェックリスト】

  • 腰が反り返ってないか
  • 骨盤の位置はOK?
  • 肩が内側に入ってないから
  • 背中まで意識できているか
  • 顎を下げすぎたり、上げすぎたりしてないか(顎が上下すると耳の位置も変わってくる)
  • 緊張でガチガチになっていないか

 

【姿勢を正す】

※3種類あるよ☆

 

◎みんなでチェック派閥

人の手を借りて切磋琢磨する協力派閥

 

①上記の良い姿勢を意識して立ってみる

②第三者がみて、上のチェックリストがクリアできているか確認

③ココを直した方が美しいぜ!と思うところはソフトリーにタッチをし修正

 

これを交互にやっていく。

 

◎骨盤支持派閥

骨盤を体の中心と考え、そこから背骨があり頭があると考える派閥

 

①肩幅に足を開く

(肩幅っていきなり言われても何センチよ??と思った人は軽い気持ちでジャンプを。それがあなた様の肩幅ぐらいっす)

②足の上にバランスよく骨盤が乗っていると考える。

③そこから自分の体の構造を意識する。

背骨、肩、顎、頭のてっぺんまで

 

美しい!これが俺のまっすぐだ!と思っても焦ってはいけない。

生きてきた年数分、私たちの感覚は狂っている。

三者に見てもらい太鼓判を貰うか、姿見とカメラを使い客観的にチェックしよう!

 

◎頭が中心派閥

頭が弱い主張の様にみえるけど、私の支持派閥である。

頭は体の中でもだいぶ重い部位だ。

それを首という、いつポッキリいってもおかしくないんじゃない?という強度の低そうな部分が接している。

頭重いよ!重い!!首だけじゃ支えられない。首は支点であり体全体で頭を支えてるの!つまり頭が中心!!という派閥。

説明すればする程頭が弱そうだが、私はこの考え方に出会ってまっすぐ立てるようになった。

 

重いで思い出すよね…中2の頃好きだった男の子とふざけててイス引かれた時に咄嗟にでた彼の『重ッッ』っていう心からの声。

頭、重い重い重いって連呼してごめん…。

頭は軽いよ!軽石ぐらい軽い!すっからかんだよー!(悪口)

 

①脱線はさて置きまず、立ち上がり頭をにゆっくりと前に持ってきておじぎをしたり、数回右に左に倒してみて欲しい。

 

あなたがデュラハンでもない限り、体は頭の倒した方向に自然とついていき無理のない姿勢を取るはずだ。

 

※この時、膝も自然と曲がると思いますがそれでOK!

私は膝を曲げてなるものか!と力一杯大地を踏み締めていた為習得に時間がかかった。

 

②リラックスして直立してみる。

 

コレが無理のない真っ直ぐな姿勢である。

 

おい!頭中心派閥 雑!!と思われただろう。

でも、リラックスが一番の秘訣なのだ。

 

骨盤支持派閥と同様、最終チェックは第三者の目を借りよう。

 

 

もちろん、舞台に上がる為や人前で何か披露する為のまっすぐ立つにはまだまだ足りない事だらけだ。

 

しかし、日常生活の中のまっすぐ立つならコレでOK!無問題!完璧!!!

 

どんどん胡散臭くなっていくが本心だ。

 

さらに、立つ よりも 座って姿勢を正すことの方が難しい。

座ってる時間の方が長いのにね。

 

まずは立つ事から始めてみよう。

 

電車待ちの時、自販機の前で、上司に怒られている時にぜひ意識してもらいたい。

時間の流れが早くなるはずだ。

 

お試しあれ。