はっぴーでいたい

演劇と推し活、おまけで日常的なことを書いてます。

『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』って小説面白いんですが、ちょっと聞いてくれます??

こんばんは。

 

緊急事態宣言のおかげでコミュニケーションを取る機会がなくなり、元々なかったコミュ力が限りなく0に近くなったあみです。

 

唐突ですが、最近読んだ中で一番ぶっ飛んでいた小説をご紹介します。

 

みなさん読書に何を求めていますか?

 

私は刺激なんですが、少々こだわりがありまして胸糞悪くないファニーな刺激を求めているんです。

なんだコイツ?って気取りやがってって思ったでしょう??

…すみません。

 

簡単にまとめますと、不必要に不幸じゃなくて、作者は登場人物に愛情を持って描いていて笑いがあればいいんです。

 

かといってお涙頂戴のご都合主義は嫌いなんですが…。

 

そんな口うるさい私がお勧めしたい『わざわざゾンビを殺す人間なんていない。』は多方面からの刺激と愛情、不条理が味わえる推理小説です。

 

まず、ゾンビが出てくる本って大抵人間が恐怖に慄き逃げ惑うのがベースだとおもうのですが、ゾンビがいるのが当たり前の世界(経緯をここでは省きますがなぜゾンビが存在する様になったのかはしっかりと描かれています)で、野良ゾンビが存在します。

野良ゾンビってなんやねんと思ってると思いますがスルーしますよ。いちいちツッコンでると進まないぐらいツッコミどころ満載なので。

野良ゾンビは所有者がいないので損壊してもOK。人間がゾンビを食べてもOKというぶっ飛び展開!しかも、ゾンビは熟成されてて美味しいんですって。食べることになった経緯もしっかり描かれてますがここではスルー。なぜなら(以下略)

しかも損壊する描写がやたらとリアル!!

家にいる80オーバーの祖母は「うん。気持ち悪いね。」と言いながら読み進めていました。

なんだからグロいのに読めちゃう。

推理小説なので勿論犯人がいるのですが犯人は中盤でだいたい分かります。でもこの本は犯人よりも別の所で大ドンデン返しがあります!!!

犯人分かったし、もう読まなくていいかと飽き性の私だったらいつも読むのを放棄するのですが最後まで読んで良かった。

気まぐれ万歳!

嫌、きっと作者さんの腕なのでしょう。手のひらで踊らされていただけなんだわ…

 

読んで!このえ、それ??え??っていう戸惑いと有りかよ!?を共有したい。

 

刺激とバイオレンスを求めている方はぜひ共お試しあれ。