『蜜蜂と遠雷』
最近会社のPCで『趣味 種類』とやたら検索している あみ です。
没頭できる趣味があると人生で幸せを感じやすいそうです。
没頭できるものって、一瞬ならあるけど継続できるものってなかなか出会えないと思っています。
過去の経験から、授業やテスト、仕事、芝居集中できて30分ぐらいです。
私の体感ですが…
ふっと我に返る瞬間があったり、頭の中で音楽が鳴り始めたり、過去の取り留めもないシーンが勝手に流れるんです。
ありますよね??
そんな時は、ぼーっとしていたり虚空をみているらしいんですが自覚がなく観察眼の鋭い友人に言われた初めてしりました。
よく目の前で手を振られる事はあったんですが、そういうことだったのかと納得。。
長い前置きは置いておいて、
続かない癖に多趣味ヤローなのですが
一番力を入れたいのは戯曲を書く事なんです。
一丁前に短編ですが書いて本職の作家さんに添削をしてもらっています。
先日提出したのが、まあボロクソ!
自分でも先生の評価には納得しているし、
演劇も人間も舐め腐っていたと反省しました。
反省はしたけど、傷つくものは傷つく!!!
的確な指摘だからこそ、なんですが!!!
反省も対策も考えた上で、感情の変化や心に引っかかるものってなんだっけ??
どんなんだったっけ??とリハビリも兼ねて気になっていた本を購入。
お前、今さら読んでるのかよ!?
と言われてもおかしくないんですが、私が忘れていた感覚全部入ってた!!!とはっとしました。
ピアノコンクールに出場する10〜20代の若者が人生をかけて挑むお話なんですが、登場人物がみんな色鮮やかでみんな好きになる。
会話のシーンは少なめで、自分の心のあり方を独白するシーンが多めなのですが、嫉妬も羨望も友情も愛情も全部出ててとても共感できるし痒い感覚があるんです。
キュンってする感覚だと思うんですが。
分厚い本だし嫌煙されてる方もぜひ手に取って欲しいです。
読み始めると長さは気にならないし、学生時代までは感じていたビビットな感覚を思い出せるはずです。
若返りたい、日々に退屈してる方は『蜜蜂と遠雷』が特効薬になります。
ぜひご一読あれ〜