『極楽/菊池寛 作』
【定期的に読み返しちゃう本】(★4つ)
菊池寛 作
極楽
流石文豪!天国から現代人の生き方まで丸っと皮肉ってるのに嫌味にならないお話し。なぜだ…。
簡単にいうと、望んで望んで望みまくって、天国に行ったおばあさんのお話し。
ただ、天国に行けて良かった!達成!!で終わらないのがこのお話の読みどころ。
天国に行ってからおばあさんの苦難が始まる…!!
この天国非スペクタル小説、とても短い。(スペクタルじゃないんかーい!)
20分ぐらいで読める!
ただ、冒頭の漢字の羅列でダウンしたくなる。
漢字って並んでると眠くなるんです…。
そんな漢字が苦手な仲間に贈る!
冒頭でこんなこと言ってるよ!のまとめ。
時代→文化2年(1805年)2月13日
江戸幕府だと、第11代将軍 徳川家斉が治めていたんだけど、そんなん言われてもピンと来ないわ…徳川たくさんいるじゃんという歴史ワカラナーイ同士のために(歴史の授業は睡眠学習の時間だと思ってた)
大雑把にいうと江戸後期 ペリー来航の50年ぐらい前のこと。
場所→京都の中心街
京都の室町姉小路下る(地名です)
ちなみにこの辺。
まとめると…
とても人徳のある京都の中心街にある染物屋のおばあさんが66歳(大往生!)でなくなり、そのおばあさんは旦那さんがなくなってから極楽(天国)に行く事を目標に徒歩30分ぐらいかかる西本願寺に毎日通って拝んでいました。
っていうのが冒頭。
ここさえ越えればあとは読める…はず!
さらに売り文句として…この小説無料で読めるんです!(やばいネズミ講の臭い)
URLも貼っておきますが、警戒心の強い鼻が効くタイプの方は『青空文庫』で検索して下さい!
著作権がきれた小説読み放題〜!なのでオススメ!
良ければ読んでみて下さい〜。
菊池寛はコチラもオススメ!
夏になると絶対にどこかしらで芝居にもなってるぐらいみんな好きなやつ。
|
あみこみでした。