価値あるゴミと、キレイな盛り付け
素敵な本に出会いました。
【大好きなことでお金を稼いで、独立する方法】
中村あやえもん さん著
タイトルみただけで期待膨らむ。
でも数々の副業やフリーランスの本を読んできて今までモノになっていないので警戒心もありつつ、もし面白くなくてもタダで読めるしと読んでみました。(Kindle unlimitedで読めます)
中村さんの考え方は、
自分の好きな事をして、その結果出たもの(ゴミ)を分け与えるというもの。
例えば、蕎麦打ちが好きな人は『蕎麦を打つ』行為が好きで、できた『蕎麦』は楽しんだ結果。
過程が好きならいくらでも『蕎麦を打てる』し、その結果できた『蕎麦』はそのうち余らせてゴミになってしまう。
ゴミは惜しまなく人に与えられるので、まずはどんどん人に与えて反響があれば収益化していこうよというもの。
はっとさせられたのが、
自分にとって価値ある行為=みんなにとっても価値あるものではないということ。
つい自分の価値観のみでモノをみてしまうけど、他の人にとっては宝物のゴミを持っているかもしれない。
自分では価値を感じられないから、どんどん無料で提供して価値があるのか人に判断してもらおうということ。
この考え方が面白くて、何度も読み返しています。
まだ私の価値あるゴミは分からないけれど、楽しんだ後で人にも喜んでもらえるのならこんなに素敵な循環はないなと思います。
師事している脚本家さんが、
俺が書いてるものなんかウンコだから。
如何にウンコをキレイに盛り付けるかに全力をつくしてるって言葉を思い出しました。
たぶん言い方が乱暴なだけで同じことを言ってるんだと思います。笑