スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学のスピーチ
今年に入ってからなぜか本に集中できず、でも本は読みたい。
そんなことになってから半年以上。
やっと導入しました!
『アマゾン オーディオブック』
ひと月使ってみて、とっても便利。
気になってるけど手を出してない本や、専門書っぽくて手を出しづらい本に最適。
しかし、一つ難点が…
文字情報じゃないと頭に残らない…!
耳からの情報に弱くて、どうしても文字じゃないと印象に残らない。
これはその人の頭の構造にもよると思うのですが、
私は耳からよりも目からの方が印象に残りやすい。
オーディオブックで気になった
『人生を変える スティーブ・ジョブズ スピーチ』の中の「スタンフォード大学授与式でのスピーチ」
その中から特にぐっときたところを抜粋します。
※YouTubeにも掲載されているそうです
大枠で話している事は3つ
- 点と点を繋げる
- 愛と敗北
- 死
1、点と点を繋げる
大学を早々に中退するも、それから1年半居座り続け興味のある授業に潜り込んでいたそうです。
中でも「カリグラフ」には魅力を感じ、化学では説明できない伝統や芸術を感じていたそうです。
このカリグラフはマックのPCに活かされています。
当時は何の役に立つのか分からなかったことも、後から思うと繋がっている。
以下、引用文
繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点を繋ぎ合わせることなどできません。
出来るのは、振り返って繋げることだけです。
だから、あなたは今やっていることがいずれ人生のどこかで『点と点が繋がる』と信じるしかないのです。
勇気、運命、人生、カルマ…何でもいいので何かを信じないとやっていけません。
道から外れていようと、いつか点と点が繋がることを信じることが、自分自身の心に従う自信を与えてくれます。
それが月並みな道であっても、あなたを導いてくれるでしょう。
そして大きな違いが生まれてくるのです。
2、愛と敗北
いちから育て上げた会社をクビになるという、考えもしない経験をしているジョブズ。
しかし、その経験を『最も幸運な出来事』『重圧から解放され、もう一度挑戦者になる身軽さ』と語っています。
愛する妻と出会えたのも、この経験あってこそ。
そして自分の仕事を愛していると再認識するきっかけになったそうです。
アップルを追い出されなかったら、今の私は無かったでしょう。
非常に苦い薬でしたが、私にはそういうツライ経験が必要だったのでしょう。
最悪のできごとに見舞われても、信念を失わないこと。
自分の仕事を愛してやまなかったからこそ、前進し続けられたのだと確信しています。
あなたも愛すべきことを見つけて下さい。
仕事でも恋愛でも同じです。
仕事は人生大部分を占めるでしょうが、本当に満足するただ一つの方法は、仕事を愛することです。
好きなことがまだ見つからないなら、探し続けて下さい。
決して立ち止まらないで下さい。
本当にやりたいことが見つかった時には、不思議と自分でもすぐに分かるでしょう。
素晴らしい恋愛と同じように、時を重ねるごとに良くなっていくのです。
だから、探し続けて下さい。
絶対に、立ち止まってはいけません。
3、死
毎朝、死について考える時間をとり自分の心と向き合う時間を取っているそうです。
いかに自分の人生を生きるのか、ヒントと問いかけが詰まっています。
「今日が最後の日だとして、今日しようとしていることはやりたいことだろうか」と。
「No」という答えが何日も続くようなら、何かを変える必要があると分かります。
自分はまもなく死ぬという認識が、重大な決断を下すときに一番役立つのです。
なぜなら、期待や希望、プライド、失敗する不安、これらは死に直面した時、本当に重要なもののみが残るからです。
死に向かっていると意識することは、何かを失ってしまうという考えに捕らわれない最善の方法です。
我々はみんな最初から裸です。自分の心に従わない理由はないのです。
死はたぶん、生命の最高の発明でしょう。
それは生物を進化させる担い手です。
古いものを取り去り、新しいものが通る道を作り出します。
今、あなたは新しい存在ですが、いずれは年老いて、消えゆくのです。
深刻な話で申し訳ないですが、真実です。
あなたの時間は限られています。他の誰かの人生を生きて時間を無駄にしないで下さい。
ドグマに囚われない様にして下さい。
他人の考えに従って生きることと同じです。
他人の意見に、あなた方の内なる声がかき消されないように。
そして何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。
心や直感は、自分が本当は何をしたいのかもう知っているはずです。
他の全てのことは二の次で構わないのです。
4、最後に
わたしたちへのエールを添えて幕を閉じます。
ハングリーであれ。愚か者であれ。
私自身、いつもそうありたいと思います。
そして、卒業して新たな人生を踏み出すあなた方にもそうあって欲しい。
ハングリーであれ。愚かであれ。
※引用は、日本経済新聞社の記事と人生を変える スティーブ・ジョブズ スピーチからお借りしました。